就労継続A型事業所の利用者(精神科のある病院が母体となっている社会福祉法人が経営)の方から、有休が認めて貰えないのでどうしたらいいかとの相談がきました。この事業所は、二年前までは有休があるということも知らせていませんでした。パートできた職員が、「有休はあるよ」と教えてくれたそうで、利用者で訴えました。その後は有休を、仕事に影響がなければ取得ができるようになり、精神障害者の方は、心身の休息を休暇以外にすることができ、仕事に前向きに取り組めるようになっていました。が、今年になってからは、「仕事が成立しない」「有休に甘えていると就労はできない」と理由をつけて認めなくなりました。考えられることとしては、取得率が良く、財源が危くなってきたということです。しかし、それはおかしなことです。どうしても仕事がなりたたないのであれば仕方がないのかもしれませんが、お話によると職員もいるので「ありえない」とのことでした。
取得する権利はあるので、この有休は「認めて欲しい」と利用者が団結をして、要求をしていくことを助言させて貰いました。
相談者の方は、利用者一同に話してみる。「頑張ってみる」と話されました。障害者が働きつづけるには、障害があるがための心身の疲労があります。それをリフレッシュしないと、オーバーワークになり、病気の再発になることも考えられます。
障害のある人たちと、職場での困難を一つひとつ解決をしていくために、これからも頑張っていきます。
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